湯沢会計事務所の開業物件に対する考え方
ドクターの人生において第二ステージとなる開業を成功させるためには、二つの大きな柱があります。
1つは開業場所、もう一つは開業後の増患対策です。 私達はこの二つのそれぞれを「開業における自力本願と他力本願」と呼んでいます。すなわち、
開業場所=他力本願
→自分の努力と関係のない要因で患者が集まる
増患者対策=自力本願
→自分の実力努力で患者が集まる
開業の立ち上がりの良さ=開業してからいかに早く沢山の患者が集まるかの8割は、開業場所で決まります。それほど開業場所の選択というのは開業を成功させるために重要です。
それでは成功する開業物件とはどんな物件でしょうか?
集客力のある物件
商業施設の特徴は、その立ち上がりのはやさにあります。通常の路面物件の場合、患者さんに認知されるまでに時間がかかるのに対して、商業施設の場合には開業当初から沢山の患者が来院します。また、周りに競合医院があったとしても集客力という点で圧倒的に優位になりますし、遠くの患者を取り込むことが可能ですので、十二分に成功可能です。立地がいい商業施設を選択し、その中のいい場所に入る事が成功のポイントです。商業施設開業は時として、爆発的に患者が来院するケースも珍しくありません。
商業物件メリット:開業当初からたくさんの人に認知されるので立ち上がりが早い
商業物件デメリット:計画があまり表に出ないので、物件探しの時に候補に上がりにくい
私どもの事務所では、独自のルートにより商業施設情報を入手しています。ホームページ上では公開出来ない物件も数多くありますので、ご興味がある先生はお問い合わせください。
人がたくさん住んでいるのに競合が少ない物件
レントハウスは、人が住んでいるのに医療機関が少ない場所で計画されていますので、診療圏調査でも高い数字がでます。また、開業後もほぼ調査の数字どおりの患者が来院します。レントハウスが計画される場所は、駅から離れた場所が多いので、競合もできにくく安定した経営を続けることができます。私どもが今まで見てきて、レントハウスで失敗したドクターは見たことがありません。
ドクターは、どうしても駅前で開業しないと成功しないと考えている先生が多いですが、実は競合が少ない場所で開業した方が確実に成功するのです。
レントハウスメリット:医師の希望するデザインの物件を賃貸出来る
レントハウスデメリット:希望する物件を建ててもらうので10年以上の長期契約を締結する必要がある事が多い