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減価償却には2つの償却方法があります。定額法は毎年同じ金額を償却費として計上する方法であり、定率法は当初償却額が大きくてだんだん減っていくという方法です。
あえて選択しないと自動的に定額法になってしまいますが、私どもでは
定率法を選択することをおすすめしています。
開業医の場合、予定通りに患者が来院するようになれば、所得も上昇し、
最高税率(所得税と住民税をあわせて50%)での課税を受ける方が多いです。そうすると定率法を選んでおいた方が、税金が初めに安くなるので、後から節税対策を取りやすいという利点があります。
税金が高くて困ると思っていらっしゃる先生に限って定額法を採用しているケースが多いので注意が必要です。